局所的に溶接するインパルスウェルダー

インパルスウェルダーは、局所的に溶接ことができるため熱の影響が周囲に及ばないと言うメリットがあります。

そして、加熱時間が短いのも影響を少なくできる要因の一つです。

一般的なヒーターによるカシメでは一定の温度を維持して熱を加えることで溶融します。

そのため加熱中の熱が周囲の部材に影響する恐れがあります。

あまり影響が大きいと品質低下を招き、誤動作や品質不良が起こることになります。

だから注意が必要です。

かしめる時に加熱時間を短くして局所的に短時間で溶融することができれば、熱影響を最小限に抑えることができます。

かしめに必要な温度は確保できるので不良になることはありません。

また、冷却時間があるので加工後の残留熱がないこともメリットになります。

使われるチップはカシメに必要な部分だけが高温になるため効率よく温度を上げることができます。

かしめたいところに手動で実施するハンディタイプは自動運転で使われる専用のタイプもあります。

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